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親しい人を失くす

  • kokoroiro4u
  • 7月16日
  • 読了時間: 1分

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23年春と24年末に、実の母と父を続けて見送りました。 妻に先立たれると弱い世代。確かにその通りでした、家の中に「おい」と呼び掛ければ返事をし世話をしてくれる人がいない喪失感と不便さは、あっという間に父を老いさせました。

母の時は「やり切った感」はありましたが、長くべそべそした気持ちで、大丈夫と思いすぎて体調を崩しました。

父は本格的な介護になってしまい、生活の半分くらいを奪われる形でしたのでこちらも「やり切った感」。もう半年続いていたらきょうだいの誰かが倒れていただろうという状態でしたので、「切り上げてくれてありがとう」という気持ち。それでも色々と思い出すこともあり、立ち止まってしまうこともあります。

通夜、葬儀、四十九日、納骨、新盆、一回忌、死者への儀式の一つ一つが先へと進める力をくれます。そういう意味でお寺と繋がっているクラシカルな仏教徒であったことは悪くないと感じます。

同じように親を見送った話が聞こえてくる年齢ですし、同年代の方、私より若い方の訃報が流れてくることもあります。

残った人たちに平穏が訪れますように。

悲しい時は悲しんでください。それも必要なことですから。N


 
 
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